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あとがき
「あの人毎月予算達成できてないし
本当はもっと頑張れるんじゃないの?」
確かに毎月の数字だけを見ると
そのようにも見える。
しかし実際はどうなんだろう…?
そんな彼女にぼのこが見せたのは
”予算達成率の個人別推移表”。
ただ予算が達成できていないのではない、
少しずつではあるもののその数値は
上がり続けているのだということ。
ケンメイさんから見ればその推移の上昇は
物足りないほどに穏やかかもしれない。
しかし人によってその歩幅やスピードというのは様々。
無理に他人に合わせようとして転んでしまうより
自分のペースで着実にしっかりと進んでいけばよいのです。
また誰かを評価する際、
代わりの誰かを下げたりすることはしません。
そもそも人材を評価することの最大の目的は
「個人間の優劣を決めること」ではなく、
「個人のパフォーマンスを最大限に引き出し
組織の成果へ繋げるため」であるからです。
今はまだ、新米社員の身であるケンメイさん。
しかし彼女の実力なら、人の上に立つ日も近いだろう。
だからこそ人を評価するときの考え方を
今のうちからしっかりと伝えておきたい…!
今回はその「よい機会」になったのでは
と感じたぼのこなのでした。
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