あとがき
人手不足を訴える店舗のうち
実際に人手不足なのは、ほんの数割程度なのだと思う。
よくよく立ち止まって考えてみれば
実は不要だった業務を一生懸命にやっていたり
管理者がスタッフたちを
ダラダラと働かせてしまうことによって
チーム全体の生産性が落ちてしまう…
これって意外とよくあることなんですよね。
残業や休みが取れない状態が続くと
身体的に疲れてしまうだけでなく
精神的な疲労も蓄積されていきます。
そしてスタッフの中には
売り場で働いてもらっている時間以外にも
通勤時間に1-2時間もかけて
仕事に来てくれる子たちもいるんだということ。
そこでのストレスや疲れも考慮したいところ…
仕事から帰った後に疲れてすぐ寝てしまう
そんな毎日が続いているようでは
接客意欲も湧いてきません。
拘束時間を減らすということは
会社の人件費を削減するだけでなく
(サビ残はもってのほかです😭)
帰宅後、趣味や勉強に使う時間も取れることによって
結果的にそれが仕事の質にも繋がっていくのです。
仕事が早く終わり
帰路何気なく立ち寄った
服屋さんで素敵なディスプレイを見つけた。
「今度お店でも取り入れてみようかな」
早く帰れるから
近くのパン屋さんでパンを買って帰ろう
別の日、お客様との会話で
そのパン屋について盛り上がった。
など
プライベートでたくさんの経験をするということは
その人の引き出しを増やすということでもあります!
具体的な業務の削り方や
プライオリティの付け方については
また改めてどこかで取り上げようと思います。
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